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ホタテはザクザク!?味と食感で勝負―(株)神栄―

「顔は映さなくていいよ!恥ずかしいもん。」と、紹介動画ではナレーション出演となった今泉さんは株式会社 神栄の社長として、日々 経済状況やサロマ湖の水産物について研究しながら 湧別町登栄床(とえとこ)漁港でホタテと牡蠣の養殖・販売を行っています。
今回、どのような想いで生産しているのか、詳しく伺いました。

ホタテはザクザク!?味と食感で勝負

― サロマ湖産ホタテ・牡蠣の特徴とは?

「日本最大の汽水湖であるサロマ湖で育ったホタテや牡蠣は、日本で唯一流氷が来るオホーツク海の栄養豊富な海水と豊かな森林から注ぐきれいな川の水で、栄養をしっかり蓄えて美味しく育ちます。

養殖ホタテは身が分厚くてフルーツトマトのように非常に甘く、活きがいいので噛むとザクザクと音がするほど食べ応えがあります
また、牡蠣は暖かな産地のものと比べると小ぶりですが、牡蠣本来の甘味や旨味が塩気によって際立つので味には自信がありますね。」

塩気によって牡蠣本来の甘味旨味が際立つ、サロマ湖の牡蠣。

― おすすめの食べ方は?

牡蠣もホタテもやはりお刺身です。
塩気が強いので一度水洗いをすると美味しく食べられます。
まだ知名度は低いですが、サロマ湖の牡蠣はオイスターグランプリで1位を獲得したり、テレビ番組「ブラタモリ」でもサロマ湖の海産物が紹介されたりと近年注目を浴びることも多くなってきました。

過酷な自然環境とうまく付き合う

「サロマ湖は流氷が来るオホーツク海ともつながっており、冬にはしばれます(北海道の方言で「凍る」という意味)。
牡蠣は寒すぎると死んでしまうこともあって、せっかく育てた牡蠣が出荷できずに死んでしまうことがこの仕事をしている中で一番悲しいことです。」

厳しい自然環境と向き合いながら、牡蠣の旬である冬場には凍ったサロマ湖で水揚げ作業を行います。チェンソーを積んだスノーモービルでサロマ湖を走り、厚い氷をチェンソーで切り、氷の下にある牡蠣を引き上げるのです。
より良い品質を求めて、自分たちも美味しいと思える商品を作ることを考えているため、手間を惜しまず様々な機械や人手を使って作業をしているそうです。

笑顔が素敵な今泉社長♪

今泉社長は「一度食べてもらえれば、サロマ湖のホタテ・牡蠣の美味しさが必ず分かる。他にも有名な産地はたくさんあるが、味への自信はあり、サロマ湖の牡蠣・ホタテが一番だと思って生産しているので、一度食べてみてほしい。」と力強くおっしゃっていました。


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