オリジナル商品にも力を入れています―オホーツク湧鮮館―
地元の方も定期的に買い物に行くオホーツク湧鮮館。
ここは、湧別町の基幹産業のひとつである漁業を支え、オリジナル加工品にも力を入れて販売している湧別漁業協同組合の直営店です。
湧別町ふるさと納税の返礼品としても多くの品を出品しており、そのなかでも特に注目してほしいのは、殻付きホタテと殻付き牡蠣とのこと。
ホタテは、船上で選別した大きなホタテを選んで仕入れていて、牡蠣は、質にこだわり身入りのいいものを市場から選んで仕入れているそうです。
また、牡蠣は小ぶりですが、サロマ湖の豊富なミネラルにより旨味がギュッと濃縮されていて、近隣の産地とも一味違うと好評なんだとか。
鮮度が良くないと生食で提供することが難しい牡蠣ですが、湧鮮館では紫外線滅菌海水できちんと滅菌してから出荷しているので、生食でも美味しく食べられます。
「牡蠣ポン酢」をつけて食べるのが一番オススメですが、蒸しても美味しく食べられます。
「ここ数年で湧別の牡蠣・ホタテが美味しいという評判が広がり、出荷が追い付いていません。ですから、出荷までに時間がかかってしまう場合がございます。」と、嬉しい悲鳴も。まだまだ知名度は低いですが、味には自信があるので多くの人に味わってもらいたいと力強くおっしゃっていました。(2021年取材)
そして、湧別漁業協同組合ではオリジナル商品にも力を入れています。
「牡蠣を使った加工品や、鮮魚としては価値が付きにくい魚を無駄にはしたくないと試行錯誤しながら、より多くの人の口に合う味を求めて商品開発を行っています。近年発売し、人気商品となったのが牡蠣の瓶詰め加工品シリーズ”牡蠣塩辛・牡蠣キムチ・牡蠣わさび”。
いろんな味付けを試し、たどり着いた牡蠣に合う味がこの3種でした。」
また、大量に水揚げされて消費が追い付いていなかったカレイを使用した『骨まで食べられるカレイの煮付け』も新商品として登場。お子様から高齢者の幅広い年齢層に食べていただける一品です。
湧別漁港そばにある店頭ではこのほかにもたくさんの商品が並んでいるので、ぜひお店にも足を運んでいただきたいです。