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森の素晴らしさを伝えるツリーイング体験 ―げんきの森活動委員会―

こんにちは。地域おこし協力隊の竹内咲樹です。いつも読んでくださりありがとうございます。突然ですが、読者の皆さまは森に入ることはありますか?私は一歩入ると引き込まれるような魅力を秘めている森が大好きです。

湧別町はオホーツク海とサロマ湖に面しているので、水辺のイメージが強いかもしれませんが、森も身近にあります。森では野鳥の鳴き声で癒されたり、エゾリスやシマリスがちょろちょろする姿を見ることができます。(なんて素敵なの!ね!?)
今回は、そんな森の中で開催されたイベントをご紹介します。

気温は高めでひんやりとした風が吹く秋らしい気候の中、湧別町志撫子(しぶし)地区にある、いこいの森に小学生とその保護者の方々約20名が集まっていました。

隣には最北端の観覧車がある遊園地愛ランドYOUがあり、楽しそうな声が聞こえてきます。そのため、楽しそうな声に釣られ遊園地向かって走っていく幼児もいました。(森のあとに行こうね…!)

この日行われたのは、湧別町げんきの森活動委員会(会長 絹張洋史さん)が主催のツリーイング体験です。講師には知床山考舎代表の登山ガイドでツリーマスタークライミングアカデミー(TMCA)の資格をお持ちの滝澤大徳さんをお呼びしていました。

湧別町げんきの森活動委員会とは・・・
育林や木工など様々な体験を通して森林や林業に親しんでもらおうという思いで発足した委員会です。「げんきの森で遊び隊」という名で、町内の子どもたち対象に、不定期でイベントを開催しています。

ツリーイングって?


ロープを使った木登り技術のことです。
元々は樹木医が樹上作業を安全に行うための手段として世界各国で様々な形で利用されてきたそうですが、レクリエーションの一環としての木登りは、人々が安全かつ気軽に木と接することができるようこれらの技術を体系化し、1980年代の前半にアメリカで誕生したそうです。(Tree Master Climbing Academy公式サイトより)

さあ、森へ出発!まずは森の中を散策しながら、いこいの森に生きる動植物について教えてもらいます。子どもたちは、棘のある木や実を見つけながら「これなぁにー?」と講師の滝澤さんに質問したり、自分なりの考察を教えてくれたりしていました。
歩き進んでいると、想定外の置き土産も。

蛇の抜け殻です。まだ湿っていて、脱ぎたての抜け殻でした。 目と口もしっかりあります。

さあ登ろう!

そんなこんなでワイワイしていると、目的であるツリーイングを行う木に到着!早速ヘルメットと命綱を身に着けて、レクチャーを受けます。
注意点や木に登る方法を教えてもらったら、みな一斉に木に向かいます。
そして、登り方のコツを覚えた子から順にどんどん上に上がっていきました。

向かって右側の木の一番高いところまで登った子は、
葉で隠れていますが、写真上部すれすれの高さの場所にいます!

真剣に登り続けていたら思っていたよりも高いところまで登っていて下を見て怖くなった子もいたり、へっちゃらでうんと高いところまで登ってくつろいでいる子もいたり。約1時間半、木登りを楽しんだ子どもたちでした。
この体験会は昨年度も開催しており、昨年も参加していた子はコツを覚えていて、時間内に4~5回も登っていました!(すごい!)


実はこの日の午前中、町では五鹿山マラソンという、山を駆け上がるマラソン大会が開催されていました。子どもの部も開催されていたので、マラソンに参加してからツリーイングに来た子たちもいました。

五鹿山マラソンの様子↓

もっと言うと、五鹿山マラソン→ツリーイング→愛ランドYOUのフルコースの子も!子どもの体力恐るべし。。。

げんきの森で遊び隊 次回

げんきの森で遊び隊 次回は10月7日(土)五鹿山公園にて間伐体験とグリーンウッドワークを開催します。
9月29日(金)まで募集していますので森に親しみたいお子様連れの方はぜひ、詳細をご確認のうえお申込みください↓