YOUは何しに湧別へ!?地域おこし協力隊インターン生インタビュー
今回、地域おこし協力隊インターン生としてやってきたのは、岐阜県出身の田中那苗(たなかななえ)さんです。
そもそも地域おこし協力隊インターンとはなんだ?と思った方はまずこちらをご覧ください。
岐阜県出身19歳。どういう経緯で湧別へ?
田中さんが湧別を知ったきっかけは?
ざっくり、「まちづくり」には興味がありましたが学びたいことがはっきりしないまま大学に行くことに抵抗があり、高校を卒業してからは2週間~数か月単位のインターン制度を利用して、全国各地様々な職種を経験しました。湧別に来る前は群馬県の草津温泉で働いていました。
インターンを通して働いているうちに、自分の母校にもいた高校魅力化コーディネーターという仕事をしたいと思うようになり、コーディネーターを募集している町を探し、湧別町がヒットしたという感じです。
↑母校のある島根県海士町でもインターン生として活躍されていました。彼女の自己紹介はこちらの記事からぜひ✨(タイトルは真似させていただきましたm(__)m)
高校魅力化コーディネーター就職希望だったのですね。ということは、他の地域と比較した上で湧別町に来てくれたのですか?
そうですね、他にも数校検討していました。湧別町は地域おこし協力隊として募集している点にも魅力を感じました。また、自分の母校は地域みらい留学を先駆けて行った高校だったので制度としてすでに出来上がっている中で、とても充実した3年間を過ごしました。だからこそ、地域みらい留学に興味を持てたのですが、湧別高校はこれから始めようとしている、まさに立ち上げ段階であることにも魅力を感じ、説明会に参加しました。
湧別に来たときの第一印象は?
寒い!雪多い!!事前に、思ったよりも積もらない地域と聞いていたのですが、自分が予想していた積もらないをはるかに超えていて、めっちゃ雪あるじゃん!って思いました(笑)
雪山(除雪されて積みあがっている雪)の中に人がいたらどうしよう…!私も埋もれるくらいの高さある…しかも今年は小雪と言われているのにこんなに降っている…やっていけるのかな!?と不安になりました。
一人暮らしが初めてと伺いました。初めての一人暮らしが‐20℃にもなるオホーツクの冬。困ったことはありましたか?
トイレが凍結したことです。来てすぐの週末、日中外出時にストーブを切っていたら凍りました。役場の方や高校の先生がヒーターを持ってきてくれたり、状態を見に来てくださって何とかなりました。火の元や灯油代を考えるとストーブをつけっぱなしにしておくのはまだ慣れません。
あとは、テントウムシ…虫は苦手なので家の中にいるテントウムシには困っています。ですが、今は無心で処理していますね(笑)
約1か月のインターン期間中、どのような活動をされているのですか?
基本的には、高校に出勤して先生方と同じ勤務時間で働かせてもらっています。私の場合は地域みらい留学の下調べをしたり高校の宣伝準備をさせてもらっています。
今のうちに知っておきたいこと、学びたいことはありますか?
今後は自分が外に向けて高校を宣伝していく立場になるので、町のことを知っておきたいと強く思うようになりました。ふるさと館JRYに行って歴史も学びたいです。
高校のことは4月以降でも自然と知っていけると思いますが、町のことは自分から知っていかなければわからないままだと思うので、町内各地に足を運んで地域の方とも関わる機会をつくっていきたいですね。
湧別町でやってみたいことや楽しみにしていることはありますか?
今は雪だらけで、町の全貌がわからなくて…(笑)まずは、雪がない状態を見てみたいです。また、その土地の四季の過ごし方を感じたいので、湧別の基幹産業を体験できたらいいなと思っています。
あとはチューリップがとっても楽しみです!もともとお花畑が好きなので、本当に楽しみにしています。咲いている間は毎日行きたいな…♪
19歳という若さで単身湧別に来てくれた田中さんの強い意志に惹かれました。今後の活動も楽しみですね。YOUは何しに湧別へ!?続編も乞うご期待下さい。