ゆうべつの色ができるまで #2
こんにちは!湧別町地域おこし協力隊の竹内咲樹です。
#1では色づくりのきっかけやメンバーについて紹介させていただきました。
今回は、実際にどのように決めていったのかを、私自身も振り返りながらお伝えしたいと思います。
先にお伝えしておくと、一筋縄ではいきませんでした。笑
初めまして―色プロ第1回
1回目は昨年、2023年の7月。
予約していた会議室にクーラーがなく(北海道の施設ではあるある)、汗かきながら話し合った記憶があります。
会の始まりでは、町長から預かっていたメッセージを共有しました。
町長の後押しもあるんだ!と驚くメンバーもいましたが、この日はメンバー顔合わせと企画内容を共有し、プロジェクトの進め方を検討することが目的でした。
(メンバーだからといって何か背負わないといけないとかではありません。)
何のためにつくるの?どこまで広げる?色の数は?
誰も行ったことのないゼロからの企画ということで、約2時間ざっくばらんに意見を出し合いました。
単に町の色をつくろうと言っても、進め方はごまんとあるし、色の活用方法アイデアだって無限大です。決める色の数だって、特に定めていない状態です。
札幌市や栗山町での事例や、全国各地の色に関する取組を参考にさせてもらいながら、湧別ではどうするのかを話し合いました。
「5色は覚えられないかな~多くても3色?」
「メイン1色、サブ2色とか?」
「使うこと考えたら12色とかあってもいいよね」
「せっかく決めるなら、多くの世代に馴染みやすいようにしたい」
「屯田兵によって開拓されている町だからそこは無視できないよね」
「子どもたちにも関わってもらいたいけどどうしたらわかってもらえるかな?」
他にもたくさんの意見やアイデアが出てきましたが、色をつくる話を大きく広げる前にこのメンバー内で共通認識を持っておこうよ、ということで次回までに「町の色があるメリット」を考えてくることを宿題にして1回目を終えました。
色があるメリットって?―色プロ第2回
初めましてから1か月後、それぞれが「町の色があるメリット」を考えてきました。中には自作の資料まで用意してきてくれたメンバーも!
それぞれが「色」をテーマにたくさん考えてきてくれた結果、メンバー内で共通して思っていることが見つかりました。
それは・・・
色づくりは町PRのひとつの手段である
→色は色プロメンバーで決めていき、決めた色を浸透させることを目的にしよう!
いろいろと難しいことは考えずに、自分が思う町の色を3色考えてくるという、新たな宿題を持ち帰りました。
色プロの活動はもう少し続きます!
余談―色プロをはじめてよかったと思った瞬間
打ち合わせでは話が盛り上がりよく脱線していました。
「御園山ってあまり知られてないけど、いい場所だよね」
「長く住んでるけど、御園山のこと最近知ったんだよね!行ってみたらいい場所だったな~」
「愛ランドYOUもさ、小さい遊園地だけど親としてはちょうどいい広さなんだよね~」
などなど、同じ町に住んでいても関わりのなかった人が色プロを機に知り合い、町の話題で盛り上がっているのです。
この状況こそがまちづくりの原点な気がしました✨