ゆうべつの色ができるまで #3
こんにちは!湧別町地域おこし協力隊の竹内咲樹です。まちの色づくりについて、一筋縄ではいかなかった打ち合わせ内容を赤裸々公開中です。
メンバーが考えるゆうべつの色は?―色プロ第3回
肌寒くなってきた9月。
メンバーそれぞれ自分が思う町の色を用意してきました。
同じような色なのか?みなバラバラなのか?メンバー10人でどんな候補が出てくるのか、ドキドキワクワク。
他にも、折り紙を用意してくださったり、写真を共有したり。実は、記事上部に載せたサロマ湖の朝日の写真もそのうちの1枚です。
出揃った色を見てみると、青系統、緑系統、暖色、白系統の4つに分かれていることが判明。
ただ、色は奥深くどの色も少しずつ違っていて、全部で…
24色の候補色ができました。
色の提示方法はあえて指定せず、写真でも紙でもなんでもOK(金・銀・蛍光色を除く)にしていたため、その場で比較することは難しく、いったんすべて色紙にしてから後日比較してみることになりました。
いい感じ・・・?!―色プロ第4回
もうすっかり寒くなった11月。
前回持ち寄った、メンバーが思う町の色をすべて色紙にしました。
候補色を系統別に分けてみて・・・さあ選んでみよう!
ということで、この中から自分好みの色紙を選んでいきました。色紙になると、自分が考えてきた色もどれだったのか分からなくなっていました(笑)
ん・・・?だいぶ被ってる!?
この日来れなかったメンバーと、色プロの様子が気になり参加してくれた私の上司にも意見を聞き、多数決をとってみると、パッと5色浮かび上がりました。
「いいじゃん・・・」
「バランスもとれてるし」
「意味も全部含まれてる5色じゃない?」
「組み合わせてもかわいい」
「初めて全員がいいと思ったんじゃない!?」
「「「え、決まりましたね・・・!?」」」
メンバーですら驚きのまさかの展開
意味を書き出してみると、それぞれが考えていた意味がすべて込められていることも分かりました。
ということで、色プロが選ぶ、
ゆうべつの色決定!
1色に複数の意味が込められているので、重きを置くワードを決めて、この日は皆清々しい気持ちで(?)打ち合わせを終えました。
町としても使っていってほしいー色プロ報告会
色が決まってから2週間後。町長へプロジェクトのこれまでの活動と、選んだ色について(以下、選定色)報告させていただきました。
今の町のイメージや今後への期待を込めて選定したこと。
色をきっかけに、町外の方に「湧別なんかいいね」と言ってもらえるように広く周知する必要があると思っていること。
一町民であるメンバーが打ち合わせを重ね決めた色なので、自分らも愛着を持って使っていきたいと思っていること。
町としても積極的に使用し、湧別の色の周知をしてほしいこと。
また、これまでの4回の打ち合わせの中で出た活用例と、プロジェクトに参加した感想を一言ずつ発表し、最後に町長からお言葉をいただきました。
その後雑談ベースで色の活用方法について話し合い…
色の呼び名(名前)がなくて呼びづらいことが判明!
今さら!?と思いますよね…色とキーワードまで決まったことに満足していました(大反省)。
ただ、決めるまでのストーリー・選定色に込められた意味はすでにたくさんあったので、色プロメンバー内で意見を出しあい、2023年12月末遂に、