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ニュージーランド派遣事業が行われました!―NZ・セルウィン町

こんにちは!湧別町地域おこし協力隊の竹内です。またまた湧別のいいところを見つけてしまいました。

友好都市とのつながりを大事にしています

湧別町は海外の友好都市が2箇所あり、町民の皆さんを対象とした海外派遣研修事業を実施しているんです。
以前は、友好都市カナダ・ホワイトコート町との交流についてご紹介しました。

そして、もう一箇所の友好都市であるニュージーランド・セルウィン町との交流事業が4年ぶりに再開し、中高生9名、高校教諭1名(一般枠)が11日間、ホームステイなどを通してニュージーランドの教育、文化、歴史を肌で感じてきました。

留学先のセルウィン町とはどんな町なのでしょうか?

夏のアクティビティが充実!ニュージーランド・セルウィン町

場所はこのあたりです↓

当たり前ですが南半球なのでこれからどんどん暑くなります。(小学生の頃にサーフィンに乗るサンタさんをみて結構衝撃を受けたことを思い出しました)
セルウィン町は、夏のアクティビティがとても充実しているようで、留学生らもジェットボードに乗せてもらったそうです^^

一番の思い出になったという学生もいました♪


滞在中のすべてがわかる!?ーキウイレポートー

滞在中の様子は町のホームページにとっても詳しく掲載されています。日本で帰りを待つ保護者や留学中の様子を楽しみにしている方に向けて、引率者が毎日 その日にあったことをまとめて、すぐに記事をアップしていたので、どんなことをしていたのかはもちろん、現地のテンションまで伝わってきます。

キウイレポートをちら見せ。以下のリンクよりご覧ください!

滞在中の様子(キウイレポート)一覧↓

そこで、noteでは参加者が約2週間の滞在で特に印象に残ったことや感じたことをお伝えしたいと思います✨

①中高生だからこそ知れた!〈学校の様子〉

期間中3日間はホストファミリーの家からダーフィールドハイスクールに登校しました。そこで多くの参加者が感じていたのが日本の学校との雰囲気の違いでした。
日本の学校では先生が一方的に話し、生徒が話を聞くというスタイルが主流ですが、ダーフィールドハイスクールでは先生と生徒が対話をして常にコミュニケーションをとるスタイルだったそうです。そのためクラスは賑やかで日本ではあまり見られない授業風景となっており驚いたものの、温かい雰囲気のため気軽に楽しく授業を受けることができたんだとか。
また、マオリ文化を大事にしており、子どもたちが登校初日にマオリ式の歌を披露してくれたり、ラグビーワールドカップで話題となったハカを披露してもらったという場面もあったそうです。

マオリ文化の授業でニュージーランド固有の植物「ハラキキ」を使った伝統織物にチャレンジ!


②分かってはいたものの体感した〈文化の違い〉

  • モーニングティータイムがある

  • 放課後はゲームではなく外遊び

  • 就寝時間が21~22時と早い

  • 電気自動車が普通に走っている

  • 子どもたちもフレンドリーでコミュニケーションスキルが高い

  • お風呂はシャワーで済ます

  • ランチボックスは簡単なもので

他にも、衛生面の違いや、よく食べる魚がサメであったことなども話に上がっていました。
モーニングティータイムとは朝10時~10時半ごろにある休憩のことで、学校でもあり、クッキーやミートパイを食べながら現地の学生とおしゃべりをする時間はリフレッシュできて、友達との交流ができる大切な時間となったそうです。
また、就寝時間が早く、時間をゆったりと使いながらも規則正しい生活を送っているという印象を受けた参加者が多くいました。

ランチボックスにはリンゴが丸々一個!

③参加してよかった!〈自分自身の成長〉

  • 世界観が変わった!

  • 視野が広がりメンタル面も強くなった

  • リスニング力が向上した

  • 人見知りが少し改善した

  • ニュージーランドの人のようにもっと自分に自信をもってやりたいことに挑戦したいと思った

などなど、留学が自分自身の成長につながったと感じ、参加者皆さんが「行ってよかった」と言っていました。

報告会の様子。後輩にも派遣を進めたいという学生も^^

友好都市との交流事業として行われている派遣事業。
11日間という短い時間ですが、文化の違いや日ごろから自然の中にいる北海道民でも感動する雄大な自然を肌で感じ、自分自身の経験となり、その経験を活かしていくことが今後につながっていくと思います。

約2週間お世話になったホストファミリーとも困ったときにはお互い助け合う関係性を築いていってほしいですね✨


海外派遣事業が気になった方へ

湧別町では中学生~大人の方まで海外留学できるチャンスがあります。

【中高生向け・2週間】相互交流事業

今回ご紹介した、町内に住む中学生・高校生・湧別高校生を対象とした友好都市へのホームステイ型の派遣です。例年10月下旬~2週間、渡航に係る費用の50%以内を補助します。大体、20万円の自己負担となっているそうです。

【中高生向け・3カ月】交換留学事業

2週間以上留学したい中高生向け。約3か月友好都市のカナダまたはニュージーランドでホームステイしながら学校へ通い学ぶことができます(中学生はニュージーランドのみ)。渡航に係る時期は相談の上決め、費用の50%以内と留学期間中の生活費(1カ月あたり1万円)を補助します。また、カナダまたはニュージーランドから来る留学生のホームステイ受け入れをお願いしています。

ちなみに、上記の相互交流事業と交換留学事業は町内唯一の高校である湧別高校の生徒であれば町が全額補助します!!


【一般成人向け・2週間】友好都市派遣

町内に住む18才以上の方対象で中高生向け2週間の派遣に合わせて行われる派遣事業で、渡航に係る費用の50%以内(上限20万円)を補助します。

【一般成人向け】海外研修事業

町内に住む18才以上の方を対象としたもので、国際的視野を広めることを目的とした海外研修に派遣に係る費用の50%以内(上限20万円)を補助します。派遣先の指定はありません。
今年度はママさんが幼児教育のあり方を学び、チルドレンファーストの子育て環境を体験するために子どもに優しい国と呼ばれるフィンランドで研修を行っています。
研修出発前の様子はこちら↓

以上、湧別町で行っている派遣事業について簡単にご紹介させていただきました。この他にも条件、注意事項等あるので詳しくは町ホームページをご覧くださいね。

湧別町の国際交流について↓


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