北海道 ゆうべつ町

北海道オホーツク沿岸のほぼ中央に位置する人口およそ8,000人の湧別町。季節の移ろいご…

北海道 ゆうべつ町

北海道オホーツク沿岸のほぼ中央に位置する人口およそ8,000人の湧別町。季節の移ろいごとに様々な表情を魅せる自然豊かで人が輝くまちです。そんなゆうべつをもっと知ってほしいという想いで、定住を決めた地域おこし協力隊が湧別の魅力をお伝えしていきます。

マガジン

  • ゆうべつのこどもたち

    町には現在、0歳~18歳までの子どもが1,000人近くいます。ゆうべつで育つこどもたちはどのように過ごしているのでしょうか?

  • ゆうべつエトセトラ

    町について深く知りたい方はこちらから。 ほかのマガジンには属さない、まちの魅力や取り組みをまとめています。

  • これから訪れる方へ

    町内おすすめスポットや町の様子など、湧別に来る前に知っておきたい情報をまとめています。

  • ファンマガジン

    湧別について紹介しているクリエイターの素敵な記事をご紹介させていただきます。 #ゆうべついるよ #ゆうべつ来たよ を付けての投稿もお待ちしております。

  • お便り

    湧別町にまつわる記事を提供してくれた方の記事をまとめています。noteアカウントをお持ちでない方、町外の方からの記事もお待ちしております^^♪

記事一覧

湧別日本酒プロジェクト#4 ~この2か月間のできごと~

こんにちは!湧別町企画財政課の髙橋です。 季節は秋になり、肌寒さを感じる今日この頃。皆さん体調管理にはご注意ください…。さて、今回は前回投稿時から2か月ほど経つた…

赤ちゃんとその保護者に贈る命の輪

こんにちは、湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。 東京や名古屋、大阪などではまだ夏日が続いているとのニュースも耳にしますが、オホーツク・湧別町はすっか…

湧別町の木育(もくいく)

皆さんは木育という言葉をご存知でしょうか?平成16年に北海道ではじまり、今は全国的にも広がっている取り組みです。今回は湧別町内で行っている木育についてご紹介します…

"ゆうべつの色"周知大作戦!〈後編〉

こんにちは!湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。あっという間に9月。湧別町は玉ねぎ生産が盛んな町です。この時期になると、収穫前の玉ねぎがゴロゴロしてい…

"ゆうべつの色"周知大作戦!〈前編〉

こんにちは!湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。私は楽しみにしているイベントは必ず雨が降るし、少し外に出たタイミングでも雨が降ってくるタイプのTHE・…

湧別日本酒プロジェクト#3 ~「特別純米・湧別」のこれから~

こんにちは!湧別町企画財政課の髙橋です。 今回で3回目の投稿となり、「特別純米・湧別」の存在も徐々にではありますが認知されているように感じています。嬉しい限りです…

外まで漂う幸せな香り~湧別のパン工場!?

こんにちは!note担当地域おこし協力隊の竹内咲樹です。 町民に10日と25日に発行されている町内情報紙「旬報かわらばん」を何気なく見ていた時のこと・・・ 〈〈〈1人あ…

ふるさとのために私ができること

こんにちは。note担当地域おこし協力隊の竹内咲樹です。湧別町も夏らしくなってきました…職場にはエアコンがないので各自水分・塩分補給しながらバテないように頑張ってい…

湧別日本酒プロジェクト#2 ~仕込み&完成!?~

 こんにちは!湧別町企画財政課の髙橋です。7月に入り、北海道内も暑さが増してきましたね・・・皆さん夏バテには気をつけましょう。  さて、前回は「酒造りのきっかけ」…

第39回サロマ湖100キロウルトラマラソンが開催されました

寒暖差の激しい地域であるオホーツク。今年で39回目となったサロマ湖100キロウルトラマラソン開催日は「暖」の日で、湧別町では午前9時に27.1℃まで上がりました。 (ちな…

ゆうべつの色の活用事例

こんにちは!ご無沙汰しております、湧別町地域おこし協力隊の竹内咲樹です。 5月は本町の一大イベントであるチューリップフェアに全力を尽くしていたところ、若手エース…

湧別日本酒プロジェクト#1 ~酒造りのきっかけ~

 こんにちは!地域おこし協力隊の竹内・・・ではなく、湧別町企画財政課の髙橋です。湧別町note開設から1年1ヵ月、なぜ急に役場職員が出てきたのか!?と思っている方も中…

note開設1年で起きたこと&振り返り

こんにちは。湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。 2024年4月で町のnoteを開設して1年が経ちました! 目標は達成できたのか?実際どうだった?変化はあった? …

主要作物の転換期に農家・農協・町・農業改良普及所はどう行動したかNo.5

~ブロッコリーの導入~ ブロッコリーは単価も高く、高収益が見込まれました。  ブロッコリーは定植から収穫まで2~3ヶ月で収穫でき、定植時期を変えることで、主要作物…

主要作物の転換期に農家・農協・町・農業改良普及所はどう行動したかNo.4

~上湧別町寒地園芸営農センターの果たした役割~上湧別町寒地園芸営農センター(以下園芸センターと省略)は上湧別町と上湧別農協、北海道農業改良普及所などで構成されて…

主要作物の転換期に農家・農協・町・農業改良普及所はどう行動したかNo.3

~基幹作物の模索~タマネギ栽培へ~ アスパラガスの作付面積が減少していき、基幹作物を模索していく中で、タマネギを推す動きが出てきます。  このタマネギが農協によ…

湧別日本酒プロジェクト#4 ~この2か月間のできごと~

こんにちは!湧別町企画財政課の髙橋です。 季節は秋になり、肌寒さを感じる今日この頃。皆さん体調管理にはご注意ください…。さて、今回は前回投稿時から2か月ほど経つため、その間にあった出来事などをまとめてご紹介します! 町内盆踊り会場での試飲ブース開設(8月16・17・20日) 8月4日に開催された「第9回屯田七夕まつり」でのお披露目から、町内の各酒販店で販売を開始した「特別純米 湧別」(以下「湧別」)。この存在を町民の皆さんに知ってもらうために、町内で開催された盆踊り大会3

赤ちゃんとその保護者に贈る命の輪

こんにちは、湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。 東京や名古屋、大阪などではまだ夏日が続いているとのニュースも耳にしますが、オホーツク・湧別町はすっかり秋らしい気候になりました。 この時期になると読書をしてみたくなったり、ドライブに森林浴…温泉もいいな~なんて思ったり、なぜかやりたいことが増えてしまいますよね♨ さて、そんな秋にふさわしい?今回は とあるおもちゃについて深堀したいと思います! 赤ちゃんとその保護者に贈る命の輪(森の輪) これは一般社団法人

湧別町の木育(もくいく)

皆さんは木育という言葉をご存知でしょうか?平成16年に北海道ではじまり、今は全国的にも広がっている取り組みです。今回は湧別町内で行っている木育についてご紹介します。 木育とは林業も盛んな町です湧別町は漁業と農業にも劣らず林業が盛んなまちです。 湧別町の森林面積は27,785haあり、湧別町の約55%もの面積を占めています。 人工林では主にカラマツやトドマツを育てており、町内の林業・木材業者は5業者あります。近隣の市町村も合わせると20業者ほどが湧別町内で伐採、植林等を行って

"ゆうべつの色"周知大作戦!〈後編〉

こんにちは!湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。あっという間に9月。湧別町は玉ねぎ生産が盛んな町です。この時期になると、収穫前の玉ねぎがゴロゴロしている畑や、収穫を終えてオレンジシートを被ったコンテナが町のあちこちで見られますよ♪ さて、ゆうべつの色周知大作戦!〈前編〉では、ゆうべつの色を使ったイベントの様子をお伝えしました。子どもたちの笑顔や集中して遊んでいる様子がたまらなく可愛くて、プロカメラマン撮影写真をたくさん掲載させていただきました✨ そしてゆうべ

"ゆうべつの色"周知大作戦!〈前編〉

こんにちは!湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。私は楽しみにしているイベントは必ず雨が降るし、少し外に出たタイミングでも雨が降ってくるタイプのTHE・雨女。ですが今回は楽しみにしすぎないように前々から気を付けて…とってもいいお天気の中でとあるイベントを開催することができました!(晴れ女、晴れ男がたくさんいたのかも…!?) \"ゆうべつの色"を使った親子向けイベントを開催しました/ このイベントは、町内に住む親子を対象に参加を呼びかけ、ゆうべつの色を使ってダイ

湧別日本酒プロジェクト#3 ~「特別純米・湧別」のこれから~

こんにちは!湧別町企画財政課の髙橋です。 今回で3回目の投稿となり、「特別純米・湧別」の存在も徐々にではありますが認知されているように感じています。嬉しい限りです! さて、今回は、先日行われた「屯田七夕まつり」でのお披露目会の模様や、「特別純米・湧別」の特産品化に向けた新たな挑戦をご紹介します。 屯田七夕まつりでのお披露目会&試飲・即売会 8月4日に上湧別百年記念公園で開催された「第9回屯田七夕まつり」の特設ステージで「特別純米・湧別」のお披露目会を行いました。当日はあい

外まで漂う幸せな香り~湧別のパン工場!?

こんにちは!note担当地域おこし協力隊の竹内咲樹です。 町民に10日と25日に発行されている町内情報紙「旬報かわらばん」を何気なく見ていた時のこと・・・ 〈〈〈1人あたり20~40個のパンを持ち帰ります〉〉〉 思わず二度見しちゃいました。個人で持ち帰る数じゃない… パン20~40個と個数に幅もあり、いやいやそもそも数が業者(笑) そのことを括弧書きで控えめに、当たり前のように書いてあることがまた面白く、すぐに取材依頼をしました。 開催場所は地場産品の加工実習や加工技術

ふるさとのために私ができること

こんにちは。note担当地域おこし協力隊の竹内咲樹です。湧別町も夏らしくなってきました…職場にはエアコンがないので各自水分・塩分補給しながらバテないように頑張っています。 さて、今回はとてもパワフルな大先輩たちから元気をもらったお話をお伝えしたいと思います。 「少し開始が遅れましたが、これから小牧歌笑会との交流会を始めます。一曲目は”ふるさと”です!」上芭露地区老人クラブ 上芭露寿クラブ代表 上田定幸さんによる元気な一声が会場に響き渡りました。 サロマ湖100キロウルトラ

湧別日本酒プロジェクト#2 ~仕込み&完成!?~

 こんにちは!湧別町企画財政課の髙橋です。7月に入り、北海道内も暑さが増してきましたね・・・皆さん夏バテには気をつけましょう。  さて、前回は「酒造りのきっかけ」をご紹介したところで終わりましたが、前回の投稿の後、まもなく湧別の酒の仕込みを行いました!今回はその模様などをご紹介します。 酒の仕込みは「帯広」で。  前回の投稿の際にも少し触れましたが、仕込みを行ったのは上川大雪酒造株式会社の「碧雲蔵(へきうんぐら)」。令和2年に帯広畜産大学キャンパス内に創設されました。大学

第39回サロマ湖100キロウルトラマラソンが開催されました

寒暖差の激しい地域であるオホーツク。今年で39回目となったサロマ湖100キロウルトラマラソン開催日は「暖」の日で、湧別町では午前9時に27.1℃まで上がりました。 (ちなみに次の日は「寒」の日で、湧別町午前9時は15.6℃でした…。) スタートは早朝5時。気温は18℃、風速2.1mと穏やかな気候の中、湧別町長による合図で開幕しました。 100kmコースは、湧別総合体育館をスタートし、サロマ湖とオホーツク海の両方を見渡せる登栄床地区まで行きUターンして(この時点で約20キロ

ゆうべつの色の活用事例

こんにちは!ご無沙汰しております、湧別町地域おこし協力隊の竹内咲樹です。 5月は本町の一大イベントであるチューリップフェアに全力を尽くしていたところ、若手エースの高橋君が素敵な記事を書いてくれてとてもうれしかったです!個人的にはこのように書き手が増えていくといいな、と思います。 さて、今回はゆうべつの色の活用事例をご紹介します。 なにそれ知らんよ。という方はまずこちらをご覧ください。 ゆうべつの色、どう使われている?いろの発表から4か月、選定しただけで終わっていません。す

湧別日本酒プロジェクト#1 ~酒造りのきっかけ~

 こんにちは!地域おこし協力隊の竹内・・・ではなく、湧別町企画財政課の髙橋です。湧別町note開設から1年1ヵ月、なぜ急に役場職員が出てきたのか!?と思っている方も中にはいますよね。それは何故か・・・タイトルにあるとおり、「湧別が取り組む日本酒造り」について、皆さんにもっと知っていただきたいからです!  そもそも、「湧別町がなんでお酒を造ることになったの?」と疑問を持たれている方は少なくないでしょう。今回は酒造りのきっかけをご紹介します。 湧別におけるお酒の歴史  まずは

note開設1年で起きたこと&振り返り

こんにちは。湧別町地域おこし協力隊note担当の竹内咲樹です。 2024年4月で町のnoteを開設して1年が経ちました! 目標は達成できたのか?実際どうだった?変化はあった? 担当した1年間を振り返ろうと思います。お時間がある方はお付き合いください。 運営1年での目標note開設時に3つの目標を掲げました。 湧別町公式note一発目の記事 そのうち1つは運営1年でスキ1,000!クリアしたのか・・・? なんとかクリア・・・いえ、隠すことでもないので言いますがこのアカウ

主要作物の転換期に農家・農協・町・農業改良普及所はどう行動したかNo.5

~ブロッコリーの導入~ ブロッコリーは単価も高く、高収益が見込まれました。  ブロッコリーは定植から収穫まで2~3ヶ月で収穫でき、定植時期を変えることで、主要作物の収穫期の忙しい時期を回避できます。  しかし、ブロッコリーの産地として市場に認められるには一定量を一定期間、出荷し続けなければなりません。  農家の暇な時だけ出荷するスポット出荷では、市場に認めて貰えず、価格も買い叩かれてしまいます。  それを回避するには、生産グループ(組合)を作り、その生産グループの中でブロッコ

主要作物の転換期に農家・農協・町・農業改良普及所はどう行動したかNo.4

~上湧別町寒地園芸営農センターの果たした役割~上湧別町寒地園芸営農センター(以下園芸センターと省略)は上湧別町と上湧別農協、北海道農業改良普及所などで構成されていた上湧別町農業推進協議会で運営されていました。  ここで掛かる経費は町と農協の折半でした。  当時のワープロで印刷されたパンフレットにあるように圃場を有していて、農業改良普及員(以下普及員と省略)が圃場で栽培試験を行い、その試験結果に基づいて栽培方法、施肥や防除などについて農家を指導していました。 当時の普及員は農

主要作物の転換期に農家・農協・町・農業改良普及所はどう行動したかNo.3

~基幹作物の模索~タマネギ栽培へ~ アスパラガスの作付面積が減少していき、基幹作物を模索していく中で、タマネギを推す動きが出てきます。  このタマネギが農協によって計画的に作付けされるようになったのは、昭和46年に当時の上湧別農協の農産課長が北兵村一区の農家にお願いして、最初に本格的に作付けしてもらったのが始まりです。  タマネギを推奨する一番の理由はタマネギが高収益な野菜だということです。  また、連作が可能であり、大きな面積に作付け可能で当時の町内の平均耕作面積10ha前